道具, 高知

包丁作りました。

店内の壁を塗ったり、お椀を作ったり(お椀の製作記)しましたが、今回は包丁を作ってみました。

下の写真は、今回ご指導頂いた、高知県にある「工房くろがね」の林さんです。林さんは海に砂鉄を取りに行き、そこから、たたら製鉄をするという中々の変人でして、変人好きの僕としては尊敬しちゃいます。写真右は四万十川で、このほとりに「工房くろがね」があります。

さすがに砂鉄取りからは時間もなく出来ませんので、鉄を切り出すところからやりました。まずはコークスで鉄を熱し、自分が作りたい包丁よりも少し小さめに切り出します。この後、叩いて伸ばすので、思っている以上に小さめです。(写真下)

本来は、切り出したものを、挟む器具があり、挟んで形を作っていくのですが、初心者には難しいので、棒を溶接して固定された状態で叩いていきます。
鉄は熱いうちに打てという感じで、赤くなっている間に叩いて形を作っていきます。冷めたらまた熱してと繰り返します。(写真下)

ある程度、包丁の形に整えたら、叩いて薄く伸ばしていきます。林さんと、うちの出来る嫁と、自分と3人で、トン、テン、カン、トン、テン、カンしている動画が下にあるので、みてください。

林さんが形や薄さを整えてくれます(写真左)

その後、サンダーで周りを綺麗に整えます。(写真右)

自分の包丁に自分で好きな文字などを刻めます。(写真下)自分の名前、「歩」と一字入れました。

次に、焼入れです。熱した後に水に落とします。73BAA667-3B04-4AFF-95DC-517FECB08EEE

一発勝負でやり直しのきかない工程で、この焼入れによりハガネが硬くなります。包丁の刃の赤色具合で温度を見極め水に落とします。失敗すると硬くならなかったり、割れてしまう事もあります。

下の動画では、失敗が出来るだけ無いように、丁寧にレクチャーを受けながら、出来る嫁が奮闘しています。

最後に焼き戻しという工程があり、柄を着けて銘刀「歩」の完成です。ネギ一本切るのに、まな板ごと切ってしまわないように気をつけます。

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ひと通り作業が終わった後、お茶を飲みながら、林さんにたたら製鉄について聞いているところ。(写真下)

写真中央にある、岩みたいのが、砂鉄をドラム缶みたいのに入れて溶かしたりして出来たもので、それを熱して叩いたものが、岩みたいのの右にある小瓶(これが砂鉄です)のすぐ右隣りにある小さな四角いのになります。

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YouTubeの和食島田洋服店チャンネルでも包丁作りの様子を公開しています。ぜひ観てください。

 

最後に林さんが、たたら製鉄をしている動画があるので、是非観てください。凄いんです。やっぱり変人認定ですね。

工房くろがね たたら製鉄の動画へ

島田 歩

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