来週に築地市場が豊洲に移転するので、写真に収めておきました。数年後か数十年後かに見返してきっと懐かしいと思うんでしょう。
早速、水産の写真から、知る人ぞ知る篠一さん。
youtubeで5億回以上再生されている英国人気バンドのミュージックビデオに登場した事もあります。ちょうど下二枚の写真辺りで撮影されています。
著作権がどうなのかよく分からないのですが、築地が舞台になってるので見てみてください。1:05あたりと、2:10あたりに篠一さんが出てます。クリーンバンディッドのラザービーと言う歌です。ここ→https://matome.naver.jp/odai/2139208093888476101
ぶら下がってる白い袋をとって、自分で良いものを選んで買います。
下の写真は。篠一さん越しに見るやまふ水産。活気のある場所で、おばちゃんの返事する声がよく通ります。
毎日のように魚を見て触ると、だいたい鮮度と身の厚みが分かるようになってきます。
水産のあちこち続けて。気をつけないとターレにひかれます。
水産の奥を抜けると青果があります。タケイさん、 野田貞さん、奥に築地魂のくしやさん。くしやさんはよく行列が出来てます。
上の写真とは反対方向にある金よしさんに行くと、おかみさんがいつもお茶を入れてくれるので、ホッとひと息する場所です。
次は、ふぐの除毒所。
僕ほどの天才になりますと、22歳の時に一回でふぐ調理師免許を取ってるのですが、今から20年以上前は除毒所はこの場所ではなかったです。ここでふぐをさばく練習が出来たり、色々なふぐの鑑別の練習が出来たりします。鑑別と言うのは、何種類かのふぐを見て、ふぐの名前と食用出来るか出来ないかが分かるようにするものなのですが、ここに来ると本でしか見たことのないようなふぐがあったりして、鑑別の練習が出来ます。
飲食店は労働時間も長く、過酷な労働をしながらの学科の勉強、実技のさばく練習と本当に大変な事で、この時の経験は大きな自信になりました。
築地と言えばターレ。人が乗ってたり。
吉野家一号店とカレーにキャベツのってるとこ。カレーはよく食べましが、最近はオッサン化が進み、ご飯を少なめにしないと食べ切れません。どちらも豊洲でもやられるようです。
そんな訳で、最後は築地に育てられたまで言うとちょっと言い過ぎの気もするので、調理師人生の一部だったのは間違いないなあと思いながら、しめたいと思います。
島田歩